2017-01-01から1年間の記事一覧

後藤貞人「死刑事件の審理の在り方」佐藤博史編『シリーズ刑事司法を考える 第2巻 捜査と弁護』(岩波書店,2017)343頁以下

本論考は著名な刑事弁護人である後藤貞人氏によるものであるが,まず驚いたのが,脚注の多さ・細かさ,すなわち,同氏の文献調査の熱心さである。私も実務に出てからも勉強を続けなければいけないと強く感じさせられた。説得的な論の立て方も見習いたい。 そ…